対面講座終了、満足度は?
『はじめての動機づけ面接 MIガイドブック』に沿った対面講座、2月&3月が終わりました。
2月は6名、3月は7名という少人数の講座。事後アンケートでは、嬉しいことに「講座の満足度=4.92」「MI入門講座としておすすめできる度合い=4.92」(5点満点)という高評価をいただきました。

アンケートより感想紹介
アンケートに記入していただいた感想を紹介します。皆さんそれぞれに収穫があったようです。 ※「よかったところ」「その他何でも」の項目より抜粋
- 講座全般が分かりやすく、進行の速度も丁度よく感じました。エクササイズの前にデモンストレーションが有ったのも参考になりやりやすかったです。
- 2日間ありがとうございました。勉強したいと思いつつも、どこからやれば良いかわからなかったので、基礎から学べて、充実した時間を過ごせました。
- 少人数で家族的雰囲気の中で緊張せずに参加できました。
- 充実した研修会ありがとうございました。忘れないためにもZOOMの研修会で復習していきたいと思います。
- ご一緒できた皆様に感謝です。良い機会を頂きました
- それぞれの学習項目を理解する説明とエクササイズがあり、それらの、時間配分も充分で、時間をかけて学ぶことができた。理解と好奇心というMIの根底にあるものから学ぶ方法は学習者としてもトレーナーとしても参考になりました。少人数でアットホームな雰囲気の中で仲間意識を持って学べた。
- 動機づけ面接を体系的に学ぶことができた
- 沢山のデモンストレーションを拝見できたこと。スキルが覚えられず挫けてましたがスピリットの重要性を理解できたこと。
- 藤本さん 2日ありがとうございました。お疲れ様でした。今帰りの新幹線ですが、改めて参加して良かったと思います。良い学びになりました。気持ち良い疲労感を感じつつ、ビールを飲んでいます(ダイエット中 笑)。
- 理論を理解するために真逆のエクササイズを行う経験はとても辛い思いもありましたが、その経験がより理解を深めると実感しました。意味を踏まえてのリアルロールプレイも、理解を深めることができました。少し大げさですが、体得されたという感じが近いでしょうか。好奇心が自然に沸いてくる感覚を初めて経験した思いがしています。
- 各エクササイズの意義が理解出来ました。また、MIのスキルに注目しがちでしたが、相手を深く理解するためのコミュニケーションスタイルであることぐ改めて理解することが出来た気がします。
- しばらくMI の研修会に遠ざかっていたので、とても良い学習機会で実践面でもトレーナー面でも学びがありました。機会があれば、北海道でも開催いただきたいです。
- 二日間、とても有意義な時間を過ごすことができました。MIの神髄に触れることができたようでした。勉強と実践の継続へのモチベーションが高まり、実践については少し自信がついたような気がしています。ロジャーズの参考書のご紹介もありがとうございました。早速、図書館で借りて参りました。またお目にかかれることを楽しみにしております。ありがとうございました。


入門講座の3つの特徴
今回の講座には次のような特徴があります。
- 『はじめての動機づけ面接 MIガイドブック』をテキストとして使用すること。
- 「理解と好奇心のアプローチ」としてMIを学ぶこと。まずは「好奇心を持って相手を理解すること」を土台として学びます(1日目)。そのうえでMIならではの「方向性」について2日目に学習します。一見遠回りのようですが、急がば回れ、こうすることでMIのスピリットとスキルが自然につながり「パーソンセンタード・アプローチ」としてのMIをよりシンプルに理解することができます。
- 2日間で17のエクササイズを行うこと。なかなかハードですが、あらかじめテキストに目を通したうえでエクササイズ中心に研修を行うことで、体験型の充実したワークショップになりました。事後アンケートでも講座の良かった点について回答者全員が「エクササイズ」と「デモンストレーション」に印をつけてくれました。

国際ネットワークMINTへの寄付
今回の参加費の一部はMIの国際ネットワークMINTに寄付しました。(MINTの寄付ページ)
具体的には、参加者1名につき2000円×13名=26,000円として計算、これに、『はじめての動機づけ面接』と「OARSで学ぶ傾聴教室」(オンライン)から少し足して、合計300ドル(=43,660円, 4/5現在)を寄付することができました。
ささやかな額ではありますが、MINTの運営や経済的理由からイベントに参加しにくい人への補助の一部に使われます。

(今回MINTに寄付した理由)
『はじめての動機づけ面接』のテキストや研修で採用したエクササイズのほとんどはMINTが無料公開しているエクササイズ集が元になっています。その良質な資源を用いて研修を提供しながら、一部をMINTに還元する形にしました。
学習者はもちろん、MIのネットワーク(MINT)にもメリットがある研修のかたちを今後とも模索したいと考えています。
今後の研修について
今後の研修についての質問もいただいています。
会場確保の必要があるのでまだ決定ではありませんが、6月と7月に行いたいと思っています。(今のところ 6/28-29、7/26-27 の予定)
ご興味ある方はぜひ予定を空けておいてください。
Peatixの「風と太陽」グループをフォローしていただけると、準備ができしだい案内します。(予定が変更になる可能性もあります)

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