「MI&対人援助技法」オンライン10回シリー

動機づけ面接(MI)を学ぶ人を対象とした対人援助職・支援者の方向けのワークショップ(10回シリーズ)です。

対人支援で役立つ技法やアプローチを毎回1つ取り上げ、またMIとの共通点や組み合わせを考えることでMIの理解も深めることを目的としています。

MI&対人援助技法 Peatix申し込みページ

「MI&対人援助技法」の告知画像

各回のテーマ

  • 第1回:ストレスコーピング(選択肢を多く持ちそこから選ぶ)ー(MI:自律性、選ぶ力、計画)
  • 第2回:マインドフルネス(「いま・ここ」に向き合う)ー(MI:純粋性/一致、受容、共感)
  • 第3回:リフレクティング(自己理解の方法/多様な視点)ー(MI:エンパワーメント、是認)
  • 第4回:アサーション(自分も相手も大切にするコミュニケーション)ー(MI:協働、AOAによる情報提供)
  • 第5回:解決志向アプローチ(ゴールの明確化、強みの発見、質問技法)ー(MI:フォーカス、強み、質問技法)
  • 第6回:ACT(思考と現実を分ける、価値にそって行動する)ー(MI:価値の探索、目標と行動)
  • 第7回:リフレーミング(別の視点から見る、ポジティブに変換する)ー(MI:ST→CTへのリフレーミング、ポジティブな価値の発見)
  • 第8回:ポジティブ心理学(ポジティブ感情と幸福、楽観的説明スタイル)ー(MI:Hope(希望)と楽観性)
  • 第9回:CBT (自動思考、ストレスモデル、様々な認知パターン)ー(MI:ゴールの妨げ、CLの認知への対応)
  • 第10回:REBT (価値・願望の両面、柔軟に考える、長期的目標に従って行動)ー(MI:価値を多角的に見る)

※各回の中の具体的な内容は現時点の想定(仮)です

各回の構成

毎回、1.5時間のワークショップで、前半に各回のテーマを取り上げ、後半にMIとの関連について考察します。

たとえば、第2回「マインドフルネス」だと、過去や未来や他人のことを気にするのではなく「いま、ここ」に意識を向ける「マインドフルネス」について紹介し、ワークを行います。

後半は、MI-4で取り上げられている「純粋性(genuineness /自己一致)」との関係、また、自分の考えや判断を脇に置いてクライアントに意識を向ける「受容」「共感」スキルとの関係などを参加者の皆さんと一緒に考えます。毎回1つはワークを取り入れる参加型のワークショップです。

各技法の入口として

今回取り上げる技法・アプローチのうち、講師(藤本)自身が専門としているものはREBT(論理療法)です。その他の回については、専門家の視点ではなく、私自身が魅力を感じ実際に「役に立った」と思う内容を中心に、シンプルに伝えます。

参加者からすると「まずは気軽に入口を体験してみる」「使える道具を毎回1つ増やす」というイメージになります。まずはそのアプローチに触れるきっかけにしつつ、MIとの関連や組み合わせを考え、MIの理解も深まる場になれば嬉しいです。

また、シリーズ全体の方針としては「まずは自分をサポートできる(セルフヘルプ)」「異なるアプローチの中に共通点を見つける」「(MIにおいても重要な)その人が大切にしている『価値』について深める」ことを考えています。

対象者

MI学習者(初心者からトレーナーまで)、対人援助職・支援者を想定していますが、学習意欲があって参加者同士尊重し合いながら学べる人は誰でも歓迎します。

これまでの開催・感想

今回の「MI&対人援助技法」は初めての企画ですが、各回の技法・アプローチについては、これまでに対人援助職のスキル支援コミュニティ「ハートのフィットネスクラブ」でミニワークショップを開いてメンバーの方々と共有してきたものになります。

その時の、各テーマについての感想の一部をご紹介します。

ストレスコーピング

  • ストレスコーピングを組み合わせると贅沢な感じで満足度が上がり、効果が上がりそうです。早速試してみたいと思います。皆さんの話が聞けたので、参考にしてコーピングの数を増やすことが出来ました。
  • コーピングリストは簡単に出てくると思いきや、いざとなると「できること」に絞っていて、「自分の価値観を知る」手がかりになった。
  • 思いつくままに自身のコーピングを挙げてみましたが、挙げたコーピングをより詳細に分割したり組み合わせたりすることで、よりしっくりとくる内容になりました。リストを眺めると自分の価値観も浮かび上がり、面白かったです。手帳に転記して、モヤモヤしたら開きたいと思います。

マインドフルネス

  • 手軽に日常でできるワークばかりだったので、セルフケアのためにも日常に取り入れていきたいと思います。手のワークははじめて行いました。気づくことが1番多く集中できそうな感じがします。
  • 手を観察しているうちに、最初はただの「見る対象」だったのが、次第に「生きている存在」だと感じられるようになりました。その瞬間、手が自分の一部として生きていることに気づき、自然と幸せな気持ちが湧いてきました。貴重な体験をいただきまして、ありがとうございました。
  • この読者会でマインドフルネスのいろいろなワークをしてみて、苦手意識が強かったマインドフルネスを上手く使えるようになりました。対人関係で何かあった時も、相手よりもまずは自分に意識が向けられるようになりました。観察モード、興味の向け先と気づき等少しずつですが、身についてきています。(『セルフケアの道具箱』読書会感想より)

リフレクティング

  • 新鮮な感覚でした。ワークで話し手をやったことも、相談者の気持ちの体験になり、リフレクティングのコンセプトを大事にしたいと感じました。
  • 初めて体験しました。精神疾患の方に行われていることを初めて知りました。また、実際やってみると一人のクライエントに対してみんなで考えるという姿勢がとてもいいし、答えを出さないというところが、私自身にとってはとても難しいなと思いました。多角的にみれるところがいいと思いました。
  • 直接的に話をフィードバックされているのではないので、とても柔らかい返事のように感じました。自分の気持ちと同じことをシャワーのように浴びることが出来てとても心地よかったです。自分の中にない感じ方を聞くことも自分を客観視出来て勉強になりました。

アサーション

  • アサーションというポピュラーなテーマながら、自分でもよく理解しきれていなかった部分など多々発見があった点。
  • アサーションは、人との円滑なコミュニケーションをするために、改めて大変重要だと思い返すことができました。特にロールプレイングが良くて、普段の人間関係で上手く活用できるよう、意識して練習を積んで行きたいと思いました。
  • アサーティブサンドイッチのワークが良かったです。話し手をやった時に、最後のフォローが有るのと無いのではすごく違うと思いました。フォローが有る否定された時でも傷つきにくいと思いました。ありがとうございました。

解決志向アプローチ

  • 「そもそも問題ではなく解決策に焦点をあてる。」大変興味深かったです。今回の学びを通して、日常の小さな場面でも解決志向の視点を持ち続けたいと感じました。ありがとうございました。
  • MIと似ているということが、よく理解出来ました。未来をイメージすることとも似ていますが、中々想像力が必要だなと思いました。
  • 解決のイメージ等をすることは日常にも取り入れていきたいと思いました。そのことで、解決できないと勝手に決めていたことの糸口につながると思いました。

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)

  • なんとなくACTの名前はきいたことがあったのですが、わかりやすい説明のおかげで、以前よりも理解できました。考え方をそのままにしつつも自分の価値にそった行動をしていきたいと思います
  • 受容とコミットメントを同時に行うことができる!
  • 自分の感情や気持ちを客観的に見ながらそこにあるなという感じを味わいながらやってみたいと思います。
  • 脱フュージョンのイメージにはたくさんの例えがあって、自分にしっくりくるものを沢山持つことで、現実的に実践しやすくなるのだと思いました。

リフレーミング

  • 傾聴し、共感してから、寄り添いながらもリフレームする、その例がよかった。
  • リフレーミングの考え方は知っていたのですが、相手の方をサポートする方法としてどう活用したらいいかわからずにいました。今回のイベントで、まずは共感的にお話を聞くことや、相手に合わせて無理のない形でリフレーミングして伝えることが大切だと学びました。オンラインで他の参加者の方と意見を出し合えるので、自分に自分になかった考えの切り口を知ることができてよかったです。
  • リフレーミングを相手のサポートのために使う時に唐突にリフレーミングした言葉を伝えれば良いわけではないことなど要点が整理できて良かったです。また、どんな時でもリフレーミングが必要とは限らないという理解に共感し安心しました。状況や場面を見て、必要な時に使えるツールの一つとして、以前よりちょっとでも上手に使えるようになりたいです。

ポジティブ心理学

  • ポジティブ心理学は、以前講座を受けたり本を読んだりしたのに、すっかり内容を忘れていました。今回のイベントで思い出して、あらためて好きな考え方だなぁと思いました。日々の生活や仕事での患者さんとの関わりに活用したいと思います。
  • 毎日の良いことを書くだけでなく、その理由を考えることで自分の行動や思考を振り返ることができると実感した。私もやってみようと思った。
  • 資料が充実していましたので、再び自己診断をするのが楽しみです。「うまくいったことエクササイズ」を一昨日から実行しています。がんばってきた事に対して自分を褒めてあげることができ自己肯定感アップしますし、関係する方への感謝の気持ちが生まれました。エクササイズをつづけて行こうと思います。ありがとうございました。

CBT(「論理的誤謬」の回から)

  • 今日の事例のほとんどが身の回りにアルアルで、知識として知っておくことで、回避できる不安や衝突があるように思いました。明日からアンテナを立てて事例を拾ってみようと思いました。組織の支援やセルフヘルプなど幅広く活用できるテーマでした。ありがとうございます。
  • 「あるある!」と思う考え方の癖に名前がついていることが分かった。その為、今度その考え方の癖に遭遇した際には「あの時のアレだ」とラベルを貼ってカテゴリー分類することができそうです。
  • 認識の癖を確認できました。面白かったのが認識の癖を説得する側は普段から使っていることを再認識できました

REBT(論理療法)

  • ABCは何度やっても勉強になります。また改めて思う所です。
  • 「ねばならない」と自分に厳しくする傾向があるので、もう少し柔軟な思考をもち、自分にも他者にも優しくしたいと思います。
  • 捉え方で同じ出来事であっても必要以上に悩まないことにつながることを再認識しました。ABCを三角形で考えると視覚的にもわかりやすく印象に残ると思いました。セルフヘルプに活用していきたいと思います
  • ビリーフを柔軟にとらえることで、結果が全く違ってくることがよく理解できました。ビリーフを柔軟な考えになることは出来ても感情がそれに伴わない場合もあるので、ゴール設定をどこに置くのかということも考えていけるといいと分かりました。

お申し込み

各回の技法・アプローチについては、参加者の方が講師よりも詳しい場合も多々あると思います。講師なりに伝え方を工夫しながら皆さんと一緒に学べると嬉しいです。(可能なものについては、それぞれの技法に詳しい方にアドバイスをもらいながら準備できればと思っています)

お申し込みは下記Peatixページからお願いします。

「MI&対人援助技法」の告知画像

コメント

タイトルとURLをコピーしました